第4期女性大学では、これまでの女性大学のカリキュラムである「基本コース」に加え、家庭菜園を学ぶ「野菜のいろはコース」を新設しました。
「野菜のいろはコース」では、土づくりから野菜の栽培・販売、漬物づくりなどを2年間にわたり学んでいきます。
1月20日、第4期女性大学は基本コースの第18回講座「試飲会」をJA中仙本店で開きました。受講生42人が出席した会では、ナガハマコーヒー(株)の三浦功輝常務兼工場長が講師を務めました。4種類のコーヒーを飲み比べ、味や香りを比較したほか、コーヒーの基礎知識やおいしく飲むための淹れ方なども学びました。(写真=コーヒーの味や香りを比較しました)
12月10日、第4期女性大学は基本コースの第17回講座「模擬理事会」をJA佐野町本店で開きました。会には、受講生33人が出席したほか、JA常勤役員などが出席。理事会の役割やJA組織の理解につなげるため、受講生23人が理事役、4人が監事役となり、JAの経営状況や行事、職員の教育についてなど幅広く意見・要望を述べました。(写真=受講生が理事役となった模擬理事会)
11月29日、第4期女性大学は「第18回女性大会・家の光大会」において基本コースの第16回講座「交流会」を開き、受講生38人が出席しました。会では、様々な発表や催しを通して交流を深めました。
※「第18回JA秋田おばこ女性大会ならびに家の光大会」についてはこちらの記事をご覧ください。
10月23日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第16回講座「食品の衛生管理」をJA中仙本店で開き、受講生9人が出席しました。会では、秋田県大仙保健所の須田陽子さんが講師を務め、食中毒予防のポイントや正しい手洗いについて学びました。
須田さんは「食中毒菌を付けない・増やさない・やっつけることが食中毒予防の3原則」と説明。傷んでいる可能性がある食品などは、自分の身を守るために思い切って捨てることも大切と述べたほか、農産物を加工して販売する際にも、異常に気が付いたらすぐに店頭からさげるように強調しました。(写真=正しい手洗いの手順を参加者全員で確認しました)
10月16日、第4期女性大学は基本コースの第15回講座「健康講座」を大仙市で開きました。受講生34人が出席し、4チームに分かれて8人制ソフトバレーボールで体を動かしました。
競技は4チームが総当たり戦を行いました。そのうち3チームにはJA役職員も加わって、一緒に汗を流しました。和気あいあいと声を掛けあい、ナイスプレーに拍手が起こる場面もありました。競技終了後は、最もチームを盛り上げた各チーム1人に特別賞が贈られました。(写真=試合は盛り上がりを見せました)
7月31日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第14回講座をJA中仙本店で開き、受講生9人が出席しました。
会ではJAの佐々木フミ子理事が講師を務め、収穫した野菜の加工技術を学ぶため「ナスの即席花ずし」をつくりました。
また、8月21日に開かれた第15回講座では受講生11人が出席し「ナスのふかし漬け」に挑戦。真剣な表情で取り組みました。(写真=ナスに食用菊や赤トウガラシを散らして仕上げる受講生・7月31日)
8月19日、第4期女性大学は基本コースの第14回講座を大仙市のJA中仙本店で開きました。今回は「カラーコーディネート講座」と題し、ファッションやメイクに役立つ配色や色の関係性などを学びました。
会には、受講生39人が出席。講師を務めた(一社)日本カラーコーディネーター協会のパーソナルスタイリスト・三塚由美子氏が、自分と調和する色であるパーソナルカラーや色のタイプなどについて「自分に似合った色を選ぶことでくすみや年齢を感じさせず、若々しく見せることができます」と説明しました。受講生は2人一組となって、肌や髪などの色を参考に互いのカラータイプを診断しました。
(写真=三塚氏(左)が色による印象の変化などを説明しました)
7月24日、第4期女性大学は基本コースの第13回講座を大仙市で開きました。今回は「健康・介護講座」と題し、家庭介護や健康維持について知識を深めました。
会には、38人が参加。JA介護福祉課の職員が講師を務めました。介護に関する不安などを解消するため、認知症と老化の違いをクイズ形式で学んだほか、老化を予防する体操の紹介もされました。
(写真=認知症の特徴などを学びました)
6月11日、基本コースの第12回講座として、おばこ生活文化講演会がJAと女性大学の共催で開かれました。
女性大学生や女性部員など300人が出席した会では、秋田テレビ(株)のアナウンサー・武田哲哉さんによる「日々の報道取材を通じて~『ふるさと秋田』にエール~」と題した講演が行われました。秋田弁弾き語り漫談の「五城目のトメさんミニライブ」もあり、独特の口調とギターの音色に乗せた漫談で、会場は笑いに包まれました。(写真=来場者に笑いを提供した「五城目のトメさんミニライブ」)
6月5日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第13回講座を大仙市の現地ほ場で開き、受講生9人が出席しました。
会では、コイケ種苗(株)の稲川喜美雄さんが講師を務め、4月に開催した第11回講座で定植したレタス「ハンサムグリーン」の収穫を行いました。受講生は、自ら定植したレタスの収穫を喜び、笑顔で作業をすすめました。また、収穫後はレタスを栽培していた場所を再び耕起し、サトイモを定植しました。(写真=レタスの収穫を喜ぶ受講生)
5月18日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第12回講座を大仙市の現地ほ場で開き、受講生11人が出席しました。コイケ種苗(株)の稲川喜美雄さんが講師を務め、ナスの定植を行いました。
会では、皮がやわらかく、漬物に適している丸ナスを定植。収穫後は、同コースの講座の中で地域の伝統食である漬物の「ふかしなす」に加工することを見込んでいます。加工したナスは、JAのイベントで販売をする予定です。(写真=定植作業を行う受講生)
4月28日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第11回講座を大仙市の現地ほ場で開き、受講生11人が出席しました。
会では、ジャガイモとレタスの定植を行いました。畑の耕起や畝づくり、マルチング、定植など、受講生が協力して作業しました。受講生は、講師を務めたコイケ種苗(株)の稲川喜美雄さんに質問しながら、意欲的に活動しました。(写真=ジャガイモの定植を行う受講生)
4月16日、第4期女性大学は基本コースの第11回講座を大仙市のJA中仙本店で開きました。会には受講生35人が出席し、JAの総合事業について学びました。
女性大学生の中には、JA正組合員のほか准組合員、員外の受講生もいるため、営農経済・金融共済・総務・経営企画部、監査室の職員がJAの事業を紹介し、JAには地域の生活を支える総合的な機能があることを説明しました。参加した受講生は「JAの事業について知らないことが多く勉強になった。員外だが、今後利用を考えてみたい」と話しました。(写真=JAの総合事業について学んだ)
3月26日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第10回講座を大仙市で開き、受講生11人が出席しました。コイケ種苗(株)の稲川喜美雄さんが講師を務め、春の畑作業開始に先駆けて、家庭菜園の基本となる土づくりについて学びました。
会では、土の種類や酸度などを学びました。また、窒素・リン酸・カリウムなど野菜づくりに重要な要素の特徴やそれぞれの関係性についても知識を深めました。(写真=土づくりについて学ぶ受講生)
3月24日、第4期女性大学は基本コースの第10回講座を大仙市の仙北ふれあい文化センターで開きました。公開講座として行われた会には、女性大学第1~3期の卒業生や受講生など98人が出席。秋田県家の光講師の谷京子さんが講師を務め、絵本の朗読会を行いました。
谷さんが、絵本に関するエピソードや朗読のコツを紹介しながら「いのちをいただく」など10冊程度の絵本を朗読しました。谷さんの朗読を優しい音楽で演出した読み聞かせでは、感動のあまり涙する受講生の姿も見られました。(写真=絵本の紹介をする谷さん(手前左))
第4期女性大学は2月24日、野菜のいろはコースの第9回講座として、豆腐づくり講習会をJA中仙本店で開き、受講生9人が出席しました。
ミキサーなどでクリーム状にした大豆をサラシでこし、おからと豆乳に分けた受講生は、豆乳ににがりを入れて豆腐をつくりました。試食では「いつも食べている豆腐と違う」、「甘くて驚いた」と感想を話していました。(写真=サラシで大豆クリームをこす受講生)
2月19日、第4期女性大学は基本コースの第9回講座をJA中仙本店で開き、受講生39人が出席しました。今回は絵手紙講座を行い、大仙市ボランティア連絡協議会の佐藤多喜子会長が講師を務めました。
受講生は筆や墨、顔彩(絵の具)を使ってバナナやミカン、しいたけなどをモデルにはがきに絵をかきました。佐藤会長は「絵手紙のモットーは「ヘタでいいヘタがいい」。ゆっくりとした気持ちで、味のある絵をかいてほしい」と話しました。(写真=はがきに絵をかく受講生)
1月22日、第4期女性大学は基本コースの第8回講座を大仙市のJA中仙本店で開き、フットコンディショニング講習を行いました。受講生41人が出席し、フットケア専用のオイルを使って、足の指や裏、足首などを刺激して健康の増進を図りました。
会では、講師を務めた大曲厚生医療センターの藤原美喜子さんの指導で、片足ずつ刺激しました。刺激後は、滞っていた血流が改善され、足の色が良くなった受講生もいました。出席した受講生は「老いや下半身の衰えが心配だったが、今回教わったことを続けて、これからも元気に過ごしたい」と話しました。(写真=フットケアを実践する受講生)
1月15日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第8回講座を大仙市のJA中仙本店で開き、受講生10人が出席しました。
会では、厚生産業(株)の斎藤拓さんが講師を務め、塩切り米麹と煮た大豆を使って麹みそをつくりました。斎藤さんは「機械でつぶした原料を丸め、空気が入らないようにおけに敷き詰めてください」と手順を説明しました。受講生は「初めての体験で、下準備で大豆を煮るだけでも大変だった。でき上がったらみそ汁やみそのソースにして食べたい」と話しました。みそはカビ取りなどをしながら約10カ月間熟成させ、11月ごろから食べられるようになります。
(写真=みそづくりを体験する受講生)
12月18日、女性大学の第7回講座「フラワーアレンジ」をJA中仙本店で開き、受講生40人が出席しました。会では、「華やかにお正月を迎えよう!」をテーマに、フラワーアレンジメント講習を行いました。
大仙市の(資)栗林生花店・栗林登社長が講師を務め、「花材の切り口は、花は水平に、枝物は斜めに切って」とポイントを話しました。受講生は若松や金竹、梅などを使い、吸水性スポンジでつくった鉢に次々と花を生け、正月らしい美しいアレンジメントを完成させました。(写真=お正月向けのフラワーアレンジメントをつくった)
JAは12月11日、第4期女性大学の野菜のいろはコース、第7回講座の「実践!~ぬか床を作ってみよう~」をJA中仙本店で開きました。
永長産業(株)の宮崎宏之佐(こうのすけ)さんが講師を務め、同社の製品を使ったぬか床づくりを行いました。宮崎さんは「ぬか床は、中の空気を抜くように毎日混ぜてほしい」とぬか床づくりのコツを話しました。その他、焼肉のタレや浅漬けもつくりました。(写真=ぬか床をつくる受講生)
11月19日、第4期女性大学は基本コースの第6回講座を大仙市で開き、受講生40人が出席しました。
カラーコーディネイト、ボランティア、ものづくり、絵手紙、ハンドメイド、クイズ、体操の7グループが、グループ活動発表と自己紹介を行いました。カラーコーディネイトのグループは、それぞれに似合うパーソナルカラーを意識したお洒落なセルフコーディネイトを披露。コーディネイトのポイントや、感想を発表しました。(写真=発表会でセルフコーディネイトのポイントを説明する受講生)
11月7日、野菜のいろはコースの第6回講座を大仙市のほ場で開き、受講生11人が出席しました。今回は、これまで育ててきたハクサイ・ダイコン・キャベツの収穫を行いました。
講師のコイケ種苗(株)・稲川喜美雄氏は、「ハクサイやキャベツは、球を斜めに倒して根元から切ること」「ダイコンは、水分が逃げるのを防ぐため、収穫直後に葉を切り落とすこと」と収穫のコツを説明しました。受講生は「嬉しい」「早く食べたい」と話しながら作業を楽しみました。次回の講座では、ぬか床づくりを行う予定です。(写真=ダイコンを収穫する受講生)
10月22日、第4期女性大学は基本コースの第5回講座を大仙市で開き、受講生42人が出席しました。
今回は、クイズ、俳句・絵手紙、カラーコーディネート、ハンドメイド、ものづくり、体、ボランティアの7グループに分かれ、11月19日にある第6回講座「グループ発表会と自己紹介」に向けた最終打ち合わせを行いました。俳句・絵手紙のグループに参加している髙橋京子さん(58)は「絵手紙を見てこんな絵が描けるなんてすごいなと興味があった。自分で描いてみると難しいが、発表会が楽しみ」と話しました。(写真=発表会に向けて絵手紙を制作する俳句・絵手紙のグループ)
10月15日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第5回講座を大仙市の現地ほ場で開き、受講生11人が出席しました。
講師を務めたコイケ種苗㈱の稲川喜美雄氏は、ニンジンやダイコンなどの保存方法について「葉を根元から切り落とし、土はつけたままにすると乾燥を防ぐことができ長期間保存できる。さらに、黒いビニール袋などに入れ、横に寝かせず自然と同じように立てて保存すると良い」としました。またハクサイ、キャベツなどについて、寒暖の差が大きくなると内側部分が育ち、うまみが増すことを述べ、初雪が溶けてから収穫すると、さらに甘みが凝縮されおいしくなると説明しました。受講生は時間いっぱいまで積極的に質問するなどして、知識を深めました。
(写真=栽培や保存のポイントを確認した受講生)
9月11日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第4回講座を大仙市の現地ほ場で開き、受講生10人が出席しました。
コイケ種苗㈱の稲川喜美雄氏が講師を務め、ハクサイ、キャベツ、ダイコンなどの間引きや防除などについて説明しました。稲川氏は防除について「葉から薬剤がしたたるくらいにしっかりと噴霧すること」としました。出席した受講生は講義について「分からないところは質問してくれる参加者も多く、参考になる」と話しました。
(写真=現地ほ場で防除の方法を学ぶ受講生)
9月9日、第4期女性大学は基本コースの第4回講座を開き、受講生43人が出席しました。
今回は「地元のいいとこ探そう!支店ツアー!!」と題して、管内の施設や支店を巡りました。おばこライスターミナルや現在建設中の園芸メガ団地を見学したほか、千畑支店と大曲支店を訪れ、業務内容などについて学びました。
(写真=ライスターミナルの見学をする受講生)
8月22日、第4期女性大学は野菜のいろはコースの第3回講座を大仙市で開き、受講生11人が出席しました。
コイケ種苗㈱の稲川喜美雄氏が講師を務め、ダイコン、ネギなどの野菜や輪作、間引きなどについて説明しました。間引きについては「丈夫に大きく育ったものが必ずしも良いというわけではない。中間が一番良い」としました。また、稲川氏から受講生にアスパラ菜の苗とプランター、資材などが配られました。
(写真=前日の雨のため座学となった第3回講座)
8月21日、第4期女性大学は基本コースの第3回講座を大仙市で開き、受講生42人が出席しました。
今回は、大仙市にある着物リメイクアイテムなどの制作・販売を行う「手作り工房 心紬」のスタッフ5人を講師に、携帯電話用のストラップづくりをしました。受講生は悪戦苦闘しながらも、講師に質問しながら昆虫のトンボをかたどったストラップをつくりました。
受講した鈴木イヲ子さん(64)は「細かい作業が好きなので楽しかった。女性大学で習ったことを、勤め先の人にも教えている。また参加したい」と話しました。
(写真=講師に質問しながら作業する受講生)
第4期女性大学は7月31日、野菜のいろはコースの第2回講座を大仙市の現地ほ場で開き、受講生9人が出席しました。
講師を務めたコイケ種苗㈱の稲川喜美雄氏が、ほ場に植えられた野菜について栽培のポイントを説明。トマトについては「尻腐れが出た実は摘みとらずそのままにしておき、その一つを犠牲にしてほかの実への被害拡大を防ぐ」としました。受講生はメモを取るなど、熱心に学びました。
(写真=ほ場で野菜の成長と栽培のポイントを確認した受講生)
7月23日、第4期女性大学は基本コースの第2回講座を大仙市で開き、受講生46人が出席しました。
今回は、NTTドコモ大曲店の佐藤満大氏を講師に、要望の多かった撮影した画像をメールで送る方法などを学びました。受講生は、自分の携帯電話で写真を撮って送信するなど、操作をしながら使い方を確認しました。
(写真=実際に携帯電話を操作する受講生)
6月19日、第4期女性大学は、野菜のいろはコースの第1回講座「家庭菜園を始めよう!」を大仙市のほ場で開き、受講生10人が出席。今回は、作付けした野菜の生育を確認しながら、今後の栽培のポイントを学びました。
ほ場には、約50㎡に枝豆やトマト、ナスなど5品目を作付け。女性大学開校日の関係から、5月20日にJA職員が播種・定植を行っています。
講師を務めたコイケ種苗(株)の稲川喜美雄氏は「隣人が野菜を植えたからといって自分も植えるという方法は避けること。他人の栽培方法に合わせず、自分に自信を持って野菜をつくってほしい」と話しました。
大仙市から参加した中安絵里香さん(27)は「今年から畑を始めた。今日学んだことを早速自宅で試してみたい」と話しました。(写真=ほ場で栽培のポイントを確認した)
第4期女性大学の入学式が6月27日、大仙市で行われ「基本コース」に51人、「野菜のいろはコース」に11人が入学しました。
会では、学長を務めるJAの藤村正喜組合長が「女性大学での2年間が、自分たちの幸せづくりの大きな礎になればと思う」と式辞を述べたほか、受講生を代表して高橋京子さん(仙南)が「地域を越えた仲間とともに学び、全員で卒業の日を迎えたい」と挨拶しました。また、JAの伊藤正照前専務が「JAを理解しよう!」の題で記念講演も行い、JAの成り立ちや地域における使命について話しました。(写真=受講生62人が入学した第4期女性大学)