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この度、当JAは新たなる執行体制でスタートを切ることとなりました。
使命である「農家所得の向上」、「農業生産の拡大」、「地域の活性化」を実現するため、組合員・地域の皆様の目線に立った自己改革と5か年にわたる経営改善計画に取り組んでまいります。
農業をめぐる情勢は大きな変革期にあります。このような中、安定的な農業経営を支援するために、当JAは「秋田おばこ米」需要のさらなる拡大と農畜産物の生産振興・販売促進により、引き続き複合型生産構造への転換を加速化させ、地域特性を活かした地産づくり、担い手、法人支援、新規就農者育成に努めてまいります。また、低コスト生産資材や新たな栽培技術の提案により、トータル生産コストの低減を実践し、農家所得の向上につながるよう取り組んでまいります。
地域のにぎわい創出や地域コミュニティの振興のため、高齢者や子育て世代、子どもたちなど幅広い世代に向けた取り組みを継続・発展させ、新たなJAファンづくりを推進してまいります。また、ファーマーズマーケット「しゅしゅえっと まるしぇ」を中心とした食農教育活動や交流イベントを実施することでJAの情報を発信し、皆さまに愛される施設を目指してまいります。
今後も、役職員一丸となって組合員・地域の皆さまの期待と信頼にお応えし、夢のある農業・地域社会づくりに向けて頑張ってまいりますので、今後も一層のお力添えのほどをお願い申し上げ、ごあいさつといたします。
『秋田おばこ』とは「秋田で生まれ育った娘さん」のこと、と伝えられています。
ここ大曲・仙北地方は「秋田おばこ」の本場として知られ、特に美人が多いところとされています。その為もあって、JAの名称を公募したところ「秋田おばこ」が多数を占め、また、民謡「秋田おばこ節」の誕生の地でもあることから大曲・仙北地方の全域にわたる新生JAにふさわしい名称として命名したものです。
JA秋田おばこは、かけがえのない大切な自然を守り、組合員並びに地域の皆様の期待と信頼に応える魅力あるJAを目指すとともに、健康で心豊かな地域社会と、夢のある農業づくりに挑戦し続けます。
芽吹きの春、平成10年4月1日、大曲仙北地区1市10町3村にあった20JAがひとつとなり、JA秋田おばこの名のもとに誕生しました。
現在は、行政による市町村合併が進み、2市1町(大仙市、仙北市、美郷町)およそ13万人の住民が生活する地域を管内とする広域JAとして躍動を続けています。
また、1年の3分の1が積雪下にある豪雪地帯であり、田沢湖高原は全国屈指のスキー場となっています。
春夏秋冬それぞれの季節の趣を楽しませてくれるこの地域は、秋田県南部に位置し、鳥海山系、奥羽山脈に囲まれていて、その間を流れる雄物川とその支流である玉川に沿って仙北平野が開けています。この平野は全国で有数の「あきたこまち」を生産する穀倉地帯となっていて、豊穣の地と呼ぶにふさわしい地です。
交通面に至っては、国道13号線、46号線、105号線の3線が交差しているほか、秋田新幹線「こまち」が縦横して大曲~東京間が3時間で結ばれるなど整備が進んでいます。
JA秋田おばこの基幹作物は米。豊饒の地というとおり、日本有数の米産地となっています。当JA生産者は米産地としての自覚と責任を胸にいだき、安全・安心そして高品質で美味しい米作り、さらには環境に優しい永続できる米作りに取り組んでいます。
園芸作物においては、安全・安心な生産販売体制整備はもちろんのこと、重点推進10品目(ホウレンソウ・アスパラガス・枝豆・トマト・キュウリ・そら豆・モロヘイヤ・キャベツ・しいたけ・花き)や地域推進品目の作付拡大を図っており、生産者の所得向上はもちろんのこと、地域振興への役割も担っています。
畜産においても、安全・安心を第一の基盤として生産・販売拡大を推進しています。また、耕種農家と連携をとっての循環型農業への取組みも活発化しており、生産者は環境に優しい農業生産に努めています。
平成27年国勢調査人口速報集計
平成30、令和元年 第66次東北農林水産統計年報より
組合員数 | 正組合員 | 21,577組合員数 | (うち、団体 132) |
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准組合員 | 7,268 組合員数 | (うち、団体 875) | |
組合員戸数 | 正組合員 | 16,514 戸 | |
准組合員 | 6,159 戸 | ||
総代数 | 571 人 | (定数) | |
役員数(※) | 理事 | 29 人 | (うち、常勤5人) |
監事 | 7 人 | (うち、常勤1人) | |
職員数 | 733 人 | (うち、臨時職員294人) |
事業量 | 貯金 | 128,562 百万円 | |
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貸出金 | 35,628 百万円 | ||
長期共済保有高 | 483,388 百万円 | ||
販売品取扱高 | 米穀 | 17,913 百万円 | |
農林産物 | 3,081 百万円 | ||
畜産 | 2,175 百万円 | ||
購買品供給高 | 生産資材 | 6,660 百万円 | |
生活資材 | 526 百万円 | ||
出資金 | 7,896 百万円 | ||
固定資産 | 7,068 百万円 |
令和2年3月31日現在(※は令和2年6月30日現在)