女性部は1月18日、JA運営への女性の意志反映や組織活動の課題などを検討するため、JA常勤役員・女性理事との意見交換会をJA総合本部で開催しました。管内5エリアからの意見や質問・要望など62項目を集約し、代表者がJAに提出して意見を交わしました。
各エリアの代表者は、料理講習会で使用するJA施設の設備充実や、米価下落・農業人口の減少への対応などに関する意見や要望を伝え、課題を共有しました。(写真=より良いJA運営・組織活動に向けて活発に意見を交わしました)
仙北市エリア女性部は1月14日、令和4年にデビューする県の水稲新品種「サキホコレ」の試食会を開きました。部員は、粒の状態や艶、香りを確認し、少しずつ口に含んで味や食感、粘りなどを確認。「あきたこまち」とも食べ比べて、JAが用意したアンケートに感想を記入しました。
同エリア営農センターの担当者は、「米の消費拡大という点でも、サキホコレのPRが重要になるので、味や食べ方を広く発信してください」と呼び掛けました。(写真=「サキホコレ」と「あきたこまち」を食べ比べる部員)
女性部では、SDGsに繋がる地域貢献活動として、家庭で余っている食品を持ち寄り寄付するフードドライブを実践しています。令和3年度は、11月下旬から全エリアの部員に協力を依頼。12月11日までに米や調味料、菓子、飲料など約750点が集まり、22日に(一社)フードバンクあきたへ引き渡しました。同団体を通じて、生活に困っている家庭や福祉団体、子ども食堂などに届けられます。(写真=部員から寄付いただいた食品の一部)
女性部は12月11日、第24回女性大会並びに家の光大会を大仙市で開きました。マスク着用や座席の間隔を空ける、手指の消毒などの新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで、300人を超える部員やJA役職員が集結。「家の光」の記事活用方法や女性部活動のヒントを学び、豊かな社会づくりへ女性の力を活かすことを申し合わせました。
会では、管内の小学生による「ちゃぐりん」の感想発表や、100年前に富山県で起こった米騒動での女性たちの活躍を描い映画「大コメ騒動」の鑑賞も行いました。(写真=「家の光」のプレ読書会を行う女性部員)
8月16日、「タオル一本・愛の30cm運動」と題して行っているボランティアで、ショートステイやすらぎとおばここども園にタオルを寄贈しました。
女性部では、タオルや綿素材のシャツなどを約30cm四方に切った布をエリアごとに集めており、年に2回、両施設へ贈っています。今回は、大仙市西部エリア(協和・西仙北)、大仙市東部エリア(仙北・太田)、仙北市エリア(角館・田沢湖)、美郷町エリア(仙南)の女性部員の代表者が施設を訪問し、箱いっぱいに入ったタオルを手渡しました。タオルは施設の環境整備などに利用される予定です。(写真=おばここども園の青谷倫子園長(中央)にタオルを寄贈した女性部員)
8月4日、管内5エリア女性部とフレッシュ部会Mature(マチュール)部会員考案の、夏野菜をメインに使った家庭料理37品を掲載した「おばこ夏野菜料理レシピ集」を発行しました。部員や組合員などの希望者に配布するほか、JA窓口やしゅしゅえっとまるしぇなどに設置し、地域住民にも広く情報発信します。
令和3年度のテーマは「免疫力UP!夏バテ防止料理」と「お手軽♪簡単料理」。地域の特産品をふんだんに使った料理や、暑い時期に食欲を刺激するエスニック料理の和風アレンジ、火を使わずに作れる簡単料理など、バラエティ豊かなオリジナルレシピが集まりました。SDGsの食品ロスを減らす考えを取り入れ、廃棄しがちな野菜の部位を利用した料理も掲載しています。
(写真=完成したレシピを手にする高階佳津子部長(中央)、藤原まり副部長(左)、佐藤啓子副部長)