秋のきらめき、来年度本格栽培へ

topics20180910

JAは来年度、県の水稲新品種「秋のきらめき」を本格栽培します。中山間地など、管内の主力品種「あきたこまち」の収量が低くなってしまう地域を解消し、生産者の所得向上に役立てたい考えです。来年度は200haの作付けを目指します。

今年度は管内の美郷町千畑、仙北市西木・角館の3地区で生産者が試験栽培をしました。10a当たりの収量は、慣行の「あきたこまち」栽培と比べて60kgの増加を見込み、食味は同等の良食味を期待できるほか、穂いもち病に強いことなどを確認。今年度試験栽培したほ場では9月2日から稲刈りを行っており、9月20日頃まで続く予定です。今後は11~12月にかけて普及説明会を管内の中山間地を抱える総合支店を中心に開く予定です。(写真=「秋のきらめき」を刈り取る生産者)