米づくりを時代のスタンダードへ、稲作総合現地検討会

稲作振興協議会は7月12日、稲作総合現地検討会を開きました。肥料・農薬試験ほ場や「サキホコレ」作付けほ場など4か所を巡回し、新たな農薬・肥料の試験状況や、水稲の生育状況を確認。SDGsの考えを取り入れた環境に配慮した米作りや、異常気象・資材高騰など対応する管理技術を学びました。
同日は室内検討会も開催。全農あきたの児玉徹参与が、「温暖化と生産資材高騰を生き抜く おばこ米を日本一にするには」と題して講演し、有機質資材や土壌診断分析を活用した適切な施肥を呼びかけた他、土壌の異常還元を回避するため飽水管理を行うことを提案しました。(写真=肥料の試験ほ場で生育を確認する参加者)