秋田県果樹試験場は7月14日、美郷町のぶどう園地で現地ふれあい果樹試験場を開催しました。これは、同試験場研究員が生産現場へ出向き、生産者との情報交換を通じて課題を共有し、技術向上に繋げようと開いたものです。仙北種なし大粒ぶどう部会の部会員や仙北地域振興局、JA秋田おばこの担当者などが参加しました。
研究員は、管内では6月から開花前まで土壌の過乾燥状態が続き、7月から降雨が増えたことで土壌水分が急激に変化したため、縮果症の発生リスクが高まっていると指摘。土壌水分量が大きく変動しないよう、晴天が3日続いたら、1㎡当たり20~30ℓ程度のかん水を行うように呼びかけました。(写真=栽培技術を学ぶ参加者)