日本では明治以後栽培が始まり、大正末頃から普及しました。果実は卵円形から扁球形で、赤・紅・黄色(赤系、ピンク系、黄色系)などに熟し多肉多汁で甘酸味があります。生食するほか、ジュース・ビューレ・ケチャップ・ソース等多くの料理に使用されています。多くの品種がありますが、赤系はカロチン、リコピンが多く含まれ、ピンク系、黄色系にはカロチンや黄色キサントフィルが多く含まれています。管内では6月中旬から11月上旬まで収穫が行われています。
昭和54年に畑屋農協(旧JA千畑町)で部会が設立され、現在は管内で約90名がトマト生産を行っています。合併前から千畑支所選果場を利用した共同選果を実践し、市町村を超え連携がとれた部会運営を進めています。また、生産履歴記帳運動を通じて、消費者の方々に安全安心をお届けし、『おばこのトマト』として高く評価、信頼される産地をめざし、産地の誇りをもちながら品質向上に努めています。
『トマトの旬は当然夏!秋田おばこの夏秋トマトは昔ながらの糖度の乗った最高品。今年の夏はJA秋田おばこのトマトをご賞味下さい。』