他の穀物類と違い、実が空に向かって育つことからその名のごとく「そらまめ」と言われます。食べ頃の期間が短いものの、栄養価抜群の食材です。現在は世界各地で栽培され中国が最も生産量が多いと言われていますが、原産地はアフリカ北部~西アジア周辺。管内では、6月~7月にかけて収穫が行われています。
JA秋田おばこ そらまめ部会
部会長 加藤 喜一
管内では、概ね20年前、仙北市田沢湖町神代の添田吉治さんが種苗店のカタログをみて種子を注文したのが栽培のきっかけになります。はじめ秋田県大曲仙北地区ではそらまめを食べる風習がうすく、手探り状態でスタートしました。そして収穫されたそらまめは農協を通じ京浜市場へ出荷され、価格は高値で販売されました。
当部会では、栽培技術の高位平準化と流通及び市場対応を的確に把握し、共販体制と消費動向に対応できる販売戦略の確立を図っています。また、栽培面についても、アドバイザリースタッフによる栽培講習会・現地研修会を積極的に展開し、栽培技術の向上並びに部会員相互の連携を強化し、生産拡大を図りながら生産履歴記帳運動を推進し「安全・安心」を供給し得る産地作りを目指しています。
『すくすく育った秋田おばこそらまめ。ビールが最高のパートナー!是非ご賞味下さい!』