椎茸は、中国漢方でも昔から使われており、栄養豊富な食物です。肥満・高血圧・糖尿病・動脈硬化等の成人病を予防し、さらにはレンチナンを多く含むため、ガン細胞の増殖を防ぐのに効果があるといわれています。管内でも太田・千畑地区などの東部を中心に各地で栽培が盛んに行われています。
※レンチナンとは、椎茸を熱水抽出液から得た6種の多糖中の一成分であり、既に抗腫瘍性多糖として、日本では医薬品として実際に認可されています。
JA秋田おばこ しいたけ部会
部会長 鈴木 八寿男
現在JA秋田おばこでは、冬季の園芸作物として菌床椎茸が注目されています。また、作業の効率化と収量増加を図るため、上面栽培に取り組んでいます。原木椎茸栽培農家は、『こだわり原木椎茸』ということで取組んでいます。当部会では、栽培技術の高位平準化と流通及び市場対応を的確に把握し、消費動向に対応できる販売戦略を図っています。