生産者から出荷された米を粒選別機、石抜機、色彩選別機、均質化装置などにより米の品質をグレードアップさせ、自動低温ラック式保管装置で集中管理することで品質・食味の保持と消費者への安定供給を可能にします。収容能力は9,600トン(16万俵)。
また、荷受時には、分析診断施設で食味値・整粒歩合等、農家個々のデータを分析し管内農家のデータを一括管理し営農支援システムに活用します。
高品質でばらつきのない米の安定確保と安定出荷を実現します。
自動ラック倉庫内 | 自主検査装置 |
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色彩選別機 | |
フレコン自動充填装置 | |
私たちのJA秋田おばこは、管内32,720haの広大な耕作面積を持ち、水田化率91.4%と農業粗生産額に占めるコメの比重が特に高い農村地帯です。
平成24年産米の米集荷量は7.9万トンとなり、コメ取扱量日本一を誇っていますが、管内には11基のカントリーエレベーター(乾籾処理能力31,071トン)に色彩選別機を設置し、平均稼働率は23年度85.6%、24年度89.0%となっています。
そのほか、JA直営ライスセンター3基(乾籾処理能力2,959トン)、集団直営のミニライスセンター29ヶ所(5,000トン)が設置されており、ライスターミナルと併せたフレコン袋によるバラ出荷率が集荷量全体の63.8%にもおよび、均質な「秋田おばこ米」が出荷されています。