「米の精」こだわり米栽培基準・集荷要領

- うすまき ・ 疎植 ・ 太茎養成による低タンパク米生産をめざして -

JA秋田おばこ「米の精」栽培研究会
項 目 内  容 備 考
対象品種 「あきたこまち」に限る 種子更新100%を原則とする
対象生産者 JA秋田おばこ「米の精栽培研究会」の会員に限定する 会員制(年会費1,000円)
こだわり米目標 1等米で整粒80%以上、タンパク値6.2以下を目標とする 1等Sに相当
施肥基準 土づくり肥料 施用可
堆厩肥施用可
牛肥は1.5㌧程度とし、おばこロマン米の精は減肥する
基肥 おばこロマン米の精(4-3-1)
      ・・・150㎏(10袋)の全層基肥
・米の精の連用年数や土壌型により加減するが、初年度~2年目は増量が好ましい
・ただし、大豆跡などの復田時には10aあたり75㎏(5袋)程度の施用とする
中間追肥
 および穂肥
化学肥料・有機質肥料に限らず施用不可とする 低タンパク化の為
栽培技術の要点 育苗 催芽籾100g播きの「うすまき」とし、3.5葉苗を目標とする  
田植え 坪当株数60株、植付本数3~4本  
水管理の目安 5/20 田植え
 ↓   深水管理
6/20 田植え後30日
 ↓   飽水状態
6/28 出穂前40日
 ↓   間断かんがい
8/7  出穂(平坦部)
 ↓   間断かんがい
9/初 落水
中干しは原則実施しない
集荷方法 カントリーエレベーター、ライスターミナル、ライスセンターへの集荷とし、個体集荷は認めない
ただし、※一部ライスターミナルへの集荷を認める。
1.95㎜調製、色彩選別機処理
ライスターミナル集荷は、カントリーエレベーター未設置支所ならびに色彩選別機未設置カントリーの地区に限定する。
確認事項等 ・生産圃場の地番、面積
・おばこロマン米の精の予約数量及び供給実績
・もみ荷受時の品位
・玄米の食味値(タンパク)、米質構成比率
圃場立て札を設置する

病害等により、著しく品質の劣るものは除外する

2004.3月策定
2005.6月変更
2006.6月変更