平成28年度 あぐりスクール

平成28年度に対象となった小学校

大仙市立南外小学校(南外)

大仙市立横堀小学校(仙北)

大仙市立太田南小学校(太田)

仙北市立白岩小学校(角館)

美郷町立六郷小学校(六郷)

仙北市立神代小学校(田沢湖)

秋田県立大曲支援学校せんぼく校(角館)

田植え・野菜苗の定植

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あぐりスクールの対象となった7校で、田植えや野菜苗の定植などが行われました。

田んぼでは、管内の5小学校が田植え体験を行いました。児童たちは、地域の方々やJA関係者に教わりながら作業。普段入ることのない田んぼの泥を手足に感じ、歓声を上げつつ作業しました。

また、園芸栽培モデル実証圃場では、あぐりスクールの開校式が行われ、仙北市立神代小学校・秋田県立大曲支援学校せんぼく校の児童たちが野菜苗の定植をしました。

子どもたちは「自分たちのつくったお米を食べるのが楽しみ」などと話し、収穫が待ち遠しい様子でした。(写真(左)=真剣な表情で田植えをする児童、写真(右)=協力して野菜の苗を定植しました)

田んぼの生き物調査・ほ場見学・野菜の収穫

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5月に田植えや野菜苗の定植を行ったほ場で、生き物調査や野菜の収穫を行いました。

田んぼでは、児童たちが網や虫かごを手に、生き物を見つけては「オタマジャクシがいたよ!」などと盛り上がりました。また、図鑑を見ながら、水生動物・陸生動物・植物の名前も調査し「こんなにたくさんの生き物がいることにびっくりしました」と話し、身近で豊かな自然に感動した様子でした。

園芸栽培モデル実証圃場では、秋田県立大曲支援学校せんぼく校の児童たちがほ場の見学をしたほか、仙北市立神代小学校の児童たちがトマトの収穫作業を行いました、

児童たちは苗が大きく成長した様子を喜び、「大きくなってうれしいね」などと話しました。(写真(左)=身近な生き物や植物に感動、写真(右)モデルほ場で野菜苗の生長を確認しました)

稲刈り・サツマイモ収穫・市場見学

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5月に児童たちが田植えをしたほ場は、いよいよ稔りの秋を迎えました。頭を垂れて黄金色に輝く稲穂を見た児童たちは大はしゃぎ。地域の皆さんやJA職員から稲刈りの手順を説明してもらい、一斉に田んぼへ入りました。始めは稲刈り鎌を片手にぎこちない動作でしたが、作業に慣れてくると徐々にスピードアップ。みんなで協力しながらあっという間に刈り終えました。児童たちは「手作業は大変で、昔の人の苦労がわかりました」「早くお米が食べたいです」と感想を話しました。

園芸栽培モデル実証圃場では、秋田県立大曲支援学校せんぼく校の児童たちが5月に植えたサツマイモを収穫。児童たちの顔よりも大きく育ったサツマイモがたくさんとれました。また、神代小学校の児童たちが秋田市公設地方卸売市場や同市のスーパーマーケットを訪問し、モデルほ場から収穫した野菜の競りや店頭での陳列の様子を見学しながら、生産から流通までの仕組みを学びました。

(写真(左)=はさ掛けにも挑戦しました 写真(右)=市場で流通の仕組みを学ぶ児童たち)